コウモリは追い出されても元の住処に戻ろうとする帰巣本能が非常に強い動物です。追い出してしばらくは近くにとどまって、寝ぐらに戻れないか様子を伺っています。
コウモリを追い出したスキに侵入口をふさいで戻れないようにしましょう。
コウモリ駆除業者が教える自分でコウモリ対策するやり方です。

当サイトはコウモリ駆除を20年以上行なっている駆除業者が監修しています。

(コウモリ駆除は素人には危険が多く、プロの専門業者に依頼するのが一般的です。)

大阪コウモリ駆除担当者
株式会社ラット 代表秀島 (関西全域対応)
エビス消毒 代表辻井 (千葉県対応)

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コウモリを自分で駆除するのはかなり覚悟が入ります

コウモリを自分で駆除するのはかなり覚悟がいることを承知の上でご覧ください。

コウモリ駆除のリスクを事前にお伝えいたします。

  • コウモリを追い出す箇所が高所であるリスク
  • コウモリが持ち込むウイルスや細菌のリスク
  • コウモリを追い出してもまた戻ってくるリスク

コウモリを追い出す箇所が高所であるリスク

コウモリは高くて隙間が狭い場所に入り込むことが多く、ハシゴを使っての作業のため落下するリスクが非常にあります。

専門の駆除業者でも高所に慣れたものが登ること、下でしっかりと支える人間とでの2人作業で行います。

ハシゴは危険な場合が多いため、プロはなるべく高所作業車を用意して作業することがほとんどです。

コウモリが持ち込むウイルスや細菌のリスク

コウモリが原因による感染症も多く、ウイルスや細菌がコウモリの体に付着していたりフンに含まれることがあります。

様々の研究でコウモリに関するウイルスの詳細が掲載されています。

厚生労働省検疫所
コウモリと人の健康
https://www.forth.go.jp/moreinfo/topics/2011/07291544.html

理化学研究所
コウモリからは様々なウイルスが見つかっている
https://www.ims.riken.jp/poster_virus/spread/bat/

新潟大学
新型コロナウイルスとコウモリ
https://www.niigata-u.ac.jp/webmagazine/95888/

コウモリを追い出す際に一斉に飛び出してくることが多く、こうした感染症への対策も必須です。

コウモリを追い出してもまた戻ってくるリスク

コウモリを追い出しただけではほぼ確実に再発します。

コウモリは元いた場所に戻ろうとする帰巣本能が非常に強い動物で、隙間が開いている限り何度でも再発してしまいます。

そのため、開いた隙間を塞ぐ工事は必須です。

屋根の隙間の場合、素人では危険な箇所で難しいため専門業者に依頼するようにしてください。

当サイトではコウモリ駆除の現地調査は一切無料で行なっています。
自分では難しいと少しでも感じた方は下記より無料調査をご検討ください。

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コウモリ駆除の危険性を踏まえた上で、自分でできるコウモリ駆除の方法をご紹介いたします。

まずはコウモリの追い出しから

コウモリは鳥獣保護法という法律で守られているため、許可なく捕まえたり殺したりすることは出来ない動物です。そのため、家にコウモリが住み着いた場合には、コウモリを追い出す手段をとることになります。

コウモリ対策はまずコウモリの追い出しから始まります。
コウモリ駆除業者が教えるコウモリ追い出しの効果的な商品とコウモリ追い出しの適切な時期とタイミングを解説いたします。

コウモリを追い出す効果的なグッズ

コウモリを追い出すために効果的なグッズは、忌避スプレーとくん煙剤です。どちらを使用するかはコウモリが侵入している場所や大きさによって使い分けします。

コウモリ忌避スプレー

忌避スプレーはコウモリがとても嫌がる臭いを発するスプレーで、これをコウモリが住み着いている箇所にスプレーするとコウモリに危害を加えずに追い出すことが出来ます。

コウモリ忌避スプレーを使用するとコウモリが一斉に飛び出してくる可能性があるため、注意してください。ちょっとずつスプレーしても効果が薄いので、一気にスプレーをかけ臭いをコウモリがいる空間に充満させるようにしてみてください。大体40秒程で薬剤がなくなります。

他に注意する点としては、小さいお子さんやペットなど近くにいないようにすること。また、引火しますので絶対に火のそばで使用せず、スプレー後も近くで火を絶対に使わないようにしてください。こうした殺虫スプレーなどので引火し全焼する事故が毎年発生しているので気をつけてください。

ちなみに、錠剤タイプの忌避剤もあります。

こうした錠剤タイプですと、効果が出るまで時間がかかると思います。また、天井裏などに投げ入れると回収が不可能になる可能性が高いです。そうすると、回収するか薬の効果がなくなるまで、その間ずっと嫌な臭いが生活している部屋にまで及んでしまう可能性もあり、使いにくいのではないかと思います。

プロのコウモリ駆除業者では、こうした錠剤タイプを使うことはまずはありません。基本は忌避スプレーを使用して追い出します。

コウモリ忌避スプレーが向いている場所は、換気扇など小さな空間が使い勝手が良いと思います。屋根裏などの広い空間でもいいのですが、1本では足りない場合もあり、複数本用意するか、下記のくん煙剤が使いやすいかもしれません。

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くん煙剤

コウモリ専用のくん煙剤というのはなく、ネズミを追い出すこちらのタイプを使用します。

これは水を入れるだけなので火を使わず安全です。また、天然のハッカ油の臭いで追い出す物ですのでコウモリに危害を加え得ずに追い出すことが出来ます。

薬剤が屋根裏などに充満するまで少なくとも2時間と時間がかかるため、朝早いうちに使用してください。コウモリが出て行った後はコウモリが戻ってくるまでに侵入口を封鎖する作業を明るいうちに行う必要があるためです。

こうしたくん煙タイプのものもプロのコウモリ駆除業者も使うのですが、手に持って煙を吐き出すタイプを使用していて、置き型タイプのものを使用することはあまりありません。

ただご自身でコウモリを追い出す際には、効果的かと考えれますのでご紹介させていただきました。

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コウモリに超音波撃退グッズは効果がある?

コウモリを追い出すのに忌避スプレーと並んで人気がありそうな超音波撃退グッズです。超音波で本当にコウモリを追い出せるのでしょうか?

正直言いますと、こうした市販の超音波グッズでは追い出せない可能性があると考えます。プロの業者でも超音波を使うことはありますが、その出力は市販の物よりかなり大きいものを使用します。音も、音波も大きいため、コウモリが本当に嫌がって出ていきます。

市販の超音波でも出ていく可能性がゼロではありませんが、屋根裏でビックリして飛び回るだけで外に出て行かないコウモリもいると思います。

また超音波を設置してしばらく置いておくとコウモリもその環境に慣れてきますので、長期的には効果がなくなります。

超音波を使うならば、安くて効果的な忌避スプレーを何本か購入した方が良いと思います。

コウモリの追い出しの注意事項

コウモリの追い出しを成功させるには、時期やタイミングがあります。また、コウモリ追い出す際の注意すべき点がありますので確認ください。

4月~6月7月~8月9月~10月11月~3月
コウモリ追い出し××
コウモリのスケジュール冬眠から目覚め出産・子育て交尾期間冬眠に入る
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コウモリを追い出す時期とタイミング

素人の方が上手にコウモリを追い出すための適切な時期があります。

それは、冬眠明けの4月~6月と、子育て後の9月~10月です。

冬眠中はジッと動かなかったコウモリも冬眠から開けると活動を開始します。日中は寝ぐらで休んでいて夕方日没頃、食事に外に外出します。

コウモリ追い出しのタイミングとしては、午前中が良いでしょう。午前中の早い段階で、忌避スプレーなどで追い出し、コウモリが出て行った後すぐに侵入口を封鎖する作業に取り掛かるためです。

コウモリを追い出しても油断は出来ません。家のそばにぶら下がっていたり、周辺を飛び回ったりすることがあります。

このような不測の事態も考えられますので、午前中に追い出し作業を行わないと、侵入口の封鎖が完了せずに、またコウモリが同じ場所に戻ってきてしまう恐れがあります。

本当はコウモリが食事に出て行った日没後に追い出しを行うとコウモリの数自体も少ないのでラクなのですが、それでは暗くて封鎖作業もしづらく、素人の方ですと手際良く作業するのは困難なため、午前中を推奨としました。

コウモリ追い出しに適さない時期

それでは、コウモリの追い出しに適さない時期はいつでしょうか?

それは、7月~8月と、11月~3月です。

7月~8月のコウモリの活動
コウモリが出産、子育てする期間です。生まれたばかりでまだ飛べないコウモリがいるためです。子どもを残して親コウモリが追い出されても、子どもを守るために必ず戻ってこようとするでしょう。コウモリは哺乳類です。生まれてから2週間ほどはお母さんの母乳を飲んで育ちます。そのような状態で母コウモリは子どもを置き去りになかなか出て行ってはくれません。

11月~3月のコウモリの活動
11月中旬になるとコウモリは冬眠を始めます。コウモリは冬眠前に交尾を済ませ、そのまま冬眠し、翌年の7月頃に出産します。妊娠したまま冬眠をします。
冬眠中は追い出しを行っても出て行かないコウモリもいるため、この時期の追い出しは素人には難しいためお勧め出来ません。

プロのコウモリ駆除業者ですとどの期間でもコウモリの追い出しと侵入封鎖が可能です。
作業も1日で終わるケースがほとんどです。

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コウモリの侵入口を塞ぐことは必須

コウモリは追い出されてもしばらくするとまた元いた場所に戻ってきます。

そのため、コウモリが出入りしていた箇所を塞ぐ作業は必須です。

コウモリはわずか1cmの隙間でも入り込んできます。

むしろ、しっかり開いている穴よりも、狭い隙間を見つけて入り込む習性があります。

1箇所だけ塞ぐだけでは効果がありません。

閉じられても別の場所の隙間を見つけて入り込みますので、全ての隙間を封鎖する必要があります。

屋根の場合などは家の屋根一周全て塞ぐ必要があります。

また、家に湿気がこもらないよう空調を兼ねて隙間をわざと開けている場合もあります。

その場合は、空気の通り道を作りつつコウモリが入り込まない資材を使う必要があります。

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侵入口をふさぐ材料

隙間の大きさや隙間周辺の素材によってふさぐ材料を使い分けてください。せっかくふさいでも、外れてしまったり、壁を壊してしまったり、家にキズが入っては元も子もありません。場合によっては今ある隙間よりも広がってしまう可能性もあるので注意したいところです。

シーリング材

1~2cmほどの隙間が縦や横方向にあれば、シーリング材を使って隙間を埋めていきます。

聞き慣れない方にはシーリング材のイメージが付かないと思いますが、隙間を埋めるボンドのようなものです。コーキング剤とも言います。

アマゾンの商品紹介にリンクします

シーリング材は使用する箇所の素材によって様々な種類があります。隙間を埋める箇所に合わせて用意してください。

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シーリング材はこれ単体では使用できず、コーキングガンと呼ばれる物にセットして使います。コーキングガンのグリップを握るとシーリング材がニュルニュルと出てきます。これを隙間に上手く入れて時間が経つと固まる仕組みです。

金網

隙間が数センチある場合は、金網を使います。
金網はハサミで切ることができ、隙間の形状に合わせて曲げることもできるので便利です。
ただし、上手に貼らないととても汚く見えるので気をつけたいところです。

金網を隙間の大きさに合わせて切り取り、貼りつけるのですが、コーキング剤と呼ばれるボンドのような物で貼り付ける場合と、インパクトドライバーを使って、壁にビスを入れて金網を取り付けます。

パンチングメタル

さらに大きな隙間ができている場合や、長さがある場合ではパンチングメタルを使うと便利です。プロのコウモリ駆除業者ですと通常はパンチングメタルで隙間をふさいでいきます。

パンチングメタルの利点は、耐久性がある点と見た目がキレイに施工できるところです。金網だとどうしてもよじれてしまったり波打ってしまうなど見た目が悪くなってしまいます。また、耐久力も劣るので、数年でダメになってしまう可能性があります。
また、ネズミなどにかじられて破られることもあります。

パンチングメタルはとても丈夫ですので、10年以上もちますし、ネズミにかじられて破られる心配もありません。

パテ

配管の隙間やエアコンホースの隙間を埋めるにはパテが便利です。隙間の形状に合わせてねじ込めるので、穴が塞がりやすく使いやすいです。

コウモリやネズミが嫌いな唐辛子成分が入ったパテなども出ていますが値段も高くお勧めはしません。値段の安い普通のパテで十分です。

ネット

金網やパンチングメタルが難しいようでしたら、ネットも代替え品になります。
特にネットは換気扇の通気口などに使えます。

1cmほどの隙間でも侵入できてしまうためネットの網目は細かいものを使いましょう。防虫ネットが便利そうです。

しかし、ネットはデメリットも多く、ネット自体が外れやすかったり、ネットにコウモリがぶら下がって休憩場所にしてしまうかもしれません。

できる限り、金網やパンチングメタルでコウモリの侵入口をふさぐようにしてください。

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実際のコウモリ侵入口をふさぐ作業事例について

ここでは実際にコウモリの侵入口をふさぐ事例について紹介していきます。
慣れた方でないと難しい作業かもしれませんが、参考にしてみてください。

換気扇の通気口をふさぐ

換気扇の通気口をふさいでいます。
使用しているのはパンチングメタルです

換気扇の通気口が大きいものでしたので、パンチングメタルを換気扇の大きさに合わせてカットし、一部を換気扇の内側に入れ引っかかるようにし、コーキング剤で貼り付けしています。
パンチングメタルですと見た目もキレイで違和感があまりありません。

小さな換気扇や通気口ですと金網で封鎖してみましょう。
こちらも侵入口の大きさに合わせて金網をカットし、コーキング剤で取り付けました。場合によってはインパクトドライバーを使いビスで止めることもあります。

左の写真はコウモリが侵入していた通気口で、金網をビスで取り付けた事例です。金網ですと多少たるみやよじれが出ることがありますね。

右の写真は通気口の内側に金網を取り付けた事例です。一手間かかりますが、見た目もキレイです。

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屋根や壁の隙間をふさぐ

屋根の隙間からコウモリが侵入していると非常に厄介です。
高いところでの作業ですので、足元が不安定で作業がしにくく、落下の危険性もありますので作業に慣れていない方には、ご自身での作業はオススメできません。

危険性を踏まえた上で、参考までに事例をご紹介いたします。

左の写真に壁の隙間ができていますが、金網を隙間に埋めてコウモリの侵入封鎖を行っています。
程よい大きさで埋めないと中に入り込んでしまったり、出っぱなしで見た目も悪くなりますのでご注意ください。

屋根の隙間のコウモリ侵入封鎖事例です。足場が悪く、隙間箇所も狭いことが多く作業が難しいところです。

隙間が比較的小さく、形が複雑な場合は金網を使い、隙間が大きい場合はパンチングメタルで取り付けてみるとやりやすいと思います。適材適所で使い分けするようにしてください。形や大きさがあわなりと外れやすく、また同じ作業を繰り返すことになりますので一度でしっかりと取り付けるようにしましょう。

屋根や壁の隙間はコウモリだけでなく、ネズミやイタチ・ハクビシンも侵入してきますので、確実に封鎖しておくようにしましょう。

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エアコンホースの隙間をふさぐ

エアコン室外機から室内に導入するホース部分の隙間をふさぐ事例です。

左の写真は、パテを使ってホースの周りの隙間を埋めています。
パテはちょっとずつ使うのではなく、しっかりと隙間が確実に埋まるようにたくさんの量で隙間を埋めて、はみ出した部分をちぎっていく感じで使うようにしてみてください。

真ん中の写真は、隙間が大きいため金網と使ってふさぎ、両サイドでビスを入れて固定しています。コーキング剤で固定しても良いですが、ビスの方が見た目がキレイに封鎖できたため、ビス固定をしました。

右の写真は、エアコンホースの化粧ケースを外したものです。
ケースの中の隙間もパテで埋めています。
エアコンホースの隙間はゴキブリなどの害虫侵入も多いのでしっかりと封鎖しておきましょう。

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コウモリ駆除は基本、業者に依頼するのが一般的

家に入り込んだコウモリ駆除は基本的には専門業者に依頼するのが一般的です。

自分でできるのは1階の通風口に入り込んだコウモリ駆除くらいで、2階などの高所はハシゴを使うため危険です。入り込んでいるコウモリが飛び出して転倒する可能性もあります。

屋根や外壁の隙間から天井裏などに入り込んでいる場合は、コウモリの追い出し自体なかなか難しいと思います。

コウモリ駆除の見積りは無料なので、一度ご相談してみてください。
夏場はコウモリ駆除で忙しい時期で、数日から1週間待ちの場合もあります。
早めのご相談がベストです。

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当サイトではコウモリ駆除のおすすめ業者をご紹介しています

下記エリアよりコウモリ駆除を対応するおすすめ業者をご紹介しています。
現地調査からお見積りまでは一切無料ですので、一度ご相談してみてください。

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