コウモリが家の中に入ってきたらビックリします。気づかない場所に入っていたのであれば落ち着いて対処できますが、部屋の中まで入り込んでバタバタと部屋中を飛び回れたらパニックになります。入り込んだコウモリもパニックになるでしょう。
コウモリがどういった経路から家の中に入り込んでくるのか?住み着く場所はどこなのか?知っておくと冷静に対処できると思います。
今回は、コウモリが侵入する場所、住み着く場所を解説いたします。
コウモリが侵入しやすい箇所
コウモリが特に侵入しやすい箇所は4つです。
- 換気扇の隙間
- エアコン、室外機の配管
- 屋根の隙間
- 雨戸の隙間
換気扇の隙間
コウモリ駆除依頼で一番多いのが換気扇の隙間への侵入です。
換気扇は外部へ空気を排気する通気口があり、外側の通気口の隙間から換気扇内に侵入してきます。

こちらの写真ではコウモリが出入りしてる様子が見えます。換気扇通気口の隙間から出入りして換気扇の中を寝ぐらにしています。

換気扇内の通気口に住み着いたコウモリです。冬眠しようとしているのか、中でジッとしてして動きません。コウモリ同士で身を寄せ合って寒さを凌いでいるようです。
このような状況でも換気扇は使用することができるため、通気口の中にコウモリがいるとは全く気付きません。冬眠していれば出入りもなく、フンもしないのでコウモリがいるとはわからないでしょう。

このような一見、通気口が見えない換気扇にも注意が必要です。
この中を開けてみると、

このようにコウモリが中に入り込んでいました。
左下に黒く見えるのはコウモリのフンで山のように溜まっています。
コウモリのフンにもウィルスや細菌があり、フンがきっかけにダニやゴキブリが湧いたりするので早めの対処が必要です。
屋根の隙間
換気扇に次いで多いのが屋根の隙間を侵入経路とした天井裏へのコウモリの侵入です。屋根の隙間から暖かく雨風がしのげる天井裏に入り込んで寝ぐらとします。

わかりにくいのですが、右側のやねと壁の間に隙間が出来ています。こういった隙間をコウモリは決して見逃しません。この隙間を利用して天井裏に侵入し、昼間は寝ぐらとして、夕方日没頃にエサを食べに中から飛び出してきます。
普段生活していてもコウモリの存在に気づかないことが多く、コウモリの出入り口付近の地面にフンが落ちていることで異変を感じる程度です。

屋根の隙間はパンチングメタルと呼ばれる穴の開いたステンレスで隙間を閉じていきます。この作業でコウモリだけでなく、ネズミやゴキブリの侵入も防ぐことが出来ます。
パンチングメタルは耐久性も耐候性もあり長期に渡って侵入を防いでくれるので駆除業者にとっては封鎖工事の必需品です。
エアコン、室外機の配管
エアコンホースの隙間もコウモリ侵入経路の一つです。エアコン化粧カバーとホースの間に指が入るほどの隙間がないかチェックしてください。

こちらの写真ではエアコン室外機のホースが室内に伸びているのですが、ホースとカバーの隙間に指が入るほどの隙間が開いています。コウモリはもちろんゴキブリやネズミさえも侵入できるほどの隙間です。
エアコン室外機から室内へのホース周辺のチェックをして、指が入る隙間がないか確認してみてください。
雨戸の戸袋の隙間
雨戸の隙間にもコウモリは入り込みます。戸袋の中は空間があるため、気づいた時にはコウモリが数十匹入り込んでいたり、大量のフンが下に積もっていたりと大変厄介です。
雨戸を日常的に使用している場合は、コウモリも住み着くことは少ないのですが、台風などの時にしか利用しない、全く使用していないという場合には、知らぬ間にコウモリの住処になっていることが多いです。

戸袋の中にコウモリが住み着いてしまった場合には、雨戸を使用しない前提でしっかりと封鎖してしまうことも考えてみてください。
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